鵜の瀬〜針畑峠
若狭側の山間部から、峠までを歩くコースです。谷間の集落や山上の集落を抜けて、峠へ向かいます。

ルート 鵜の瀬〜針畑峠
総距離 13km
コースレベル 初級
期間 4月〜10月
持ち物 トレッキングシューズ、防寒着、熊鈴、飲料、非常食、地図
宿泊場所 -
タイムスケジュールは、参考情報です。体調や天候、道の状況によってトレッキング前には、必ず諸注意事項を確認してください。
諸注意事項を詳しく見る

DAY1
8:00
鵜ノ瀬に集合

毎年3月2日に、奈良東大寺二月堂への「お水送り」の神事が行われる聖域です。お水送り神事は、ここから少し下流にある神宮寺から山伏や白装束の僧侶らを筆頭に松明行列が法螺貝の音とともに鵜の瀬に向かいます。河原で護摩が焚かれたのち、神宮寺住職が祝詞を読み上げ、お香水を遠敷川へ注ぎます。お香水は10日間かけて東大寺二月堂の「若狭井」に届くとされ、3月12日には東大寺にて「お水取り」が行われます。

20分
鵜ノ瀬から八幡神社まで約1.7km
10:30
上根来集落で休憩

遠敷谷最奥部の山村集落です。針畑越の峠道の拠点として、江戸時代には背負の取り次ぎを行なっていたと言われており、今も、峠の山村集落の文化的景観を残しています。どなたでも気軽にご利用いただける、鯖街道お休み処「助太郎」があります。

10:45
水源の森の大きな看板を通過します

看板の裏にまわると、名水「鵜の瀬」の源流を見ることができます。

11:00
根来坂の登山口

根来坂の登山口です。ここから、いよいよ山道となります。石碑は2018年9月にシンボルとして、地域の人々によって建てられました。

11:30
注意点1

少しひらけている場所に出ますので、迷わないように気をつけましょう。

11:40
ゴザ岩

林道合流点の手前にあります。若狭彦の兄神がゴザを敷いて滑り降りたと伝えられている神代の岩です。

11:40
合流点

林道に合流します。林道からは、多田ヶ岳や久須夜ヶ岳が綺麗に見えます。

11:45
絶景1

若狭の山間部から見渡せる絶景ポイントです。

12:00
登山口2

林道を20分程歩くと、左手に再び鯖街道の標識が見えますので、山道に入ります。

12:05
池の地蔵

山道に入って5分程度進むと古井戸と「池の地蔵」があります。地蔵の台座には宝暦10年(1760年)2月と掘られています。こちらの井戸は、標高約700mの尾根にあっても、年中水が枯れることはありません。鯖街道沿線には、旅の無事を祈ってか、お地蔵さまが多く祀られています。

12:50
針畑峠に到着

峠には地蔵2体が安置され、高台には石碑もあります。この峠を越えると滋賀県(近江国)の小入谷です。峠の若狭側は「遠敷」と書いて、近江側は「小入」と書きますが、どちらも読みはオニュウです。

13:20
30分休憩し、来た道を戻って小浜へ
13:50
池の地蔵
14:15
ゴザ岩
14:50
根来坂の登山口
15:20
上根来集落
17:45
鵜の瀬